8月4日から一週間の主な国内ニュース

* 先週、ニュージーランドのジェリー・マテパラエ総督はチュオン・タン・サン国家主席の招きに応じて、ベトナムを国賓として訪問しました。訪問期間中、同総督はサン主席と会談するほか、グエン・フー・チョン党書記長やグエン・タン・ズン首相らと会見しました。マテパラエ総督との会談に関して、サン主席は次のように明らかにしています。

(テープ)

「双方は、重要な問題について討議し、政治、経済など多くの分野における両国関係の発展へ向けた方向を提出しました。政治面では、双方は高級代表団の相互 訪問と草の根交流を維持させる事で一致しました。貿易面では、2015年までに両国の貿易取引額を10億ドルにする事で合意しました。」

* 先週、中国のオウ・キ外相は、ファム・ビン・ミン外相の招きに応じて、ベトナム公式訪問を行いました。両外相は両国間の全面的戦略的パートナー関係を展開する共同行動計画の実施などについて討議しました。訪問期間中、オウ外相はチョン書記長を表敬訪問しました。チョン書記長は両国外相の会談の結果を高く評価するとともに、中国との全面的善隣友好協力関係を重視するというベトナムの終始一貫した政策を再確認し、双 方が両国国民の利益と地域や世界の平和、繁栄、発展のために、これまで達成されてきた合意を厳粛に履行することへの希望を表明しました。

* 8日、ASEAN=東南アジア諸国連合は創設46周年を記念しました。この機会にあたり、8日午前、ハノイで、アセアンの旗の掲揚式が行われ、ベトナムの各機関や部門、在ハノイ外交団の代表、在ハノイアセアン加盟諸国の大使館の代表などが出席しました。又、同市友好組織連合会はベトナム駐在アセアン諸国の大使館と協力し、この出来事を祝う文芸公演を開催しました。

* 7日、中部ラム・ドン(LamDong)省ダラット(DaLat)市で、国内外に住むベトナム人実業家による第2回目の集いが開かれました。この集いには国内外に在住するベトナムの企業経営者と実業家、合わせておよそ500人が参加しました。席上、ホアン・チュン・ハイ副首相は「国外在留ベトナム人はベトナム民族共同体を離れない一部であり、ベトナムと世界各国を結ぶ重要な架け橋の役割を果たしている。その中でも、特に国外在留ベトナム人実業者らは重要な役割を果たしている」と強調し、次のように語りました。

(テープ)

「まず、国内外のベトナム人実業家を結びつける運動の結果を評価することです。次に、ベトナム製品の生産と輸出に関する協力過程の困難、利点、潜在 力などを明確にする事です。それを基礎にして、ベトナムの製品とサービスの生産と輸出を促進する措置を出し、技術移転、管理技能の向上及び経済成長モデルの変換に寄与します。」

* 国内各地で、8月10日の「枯葉剤被害者のための日」を迎える様々な活動が催されています。「枯葉剤被害の痛みを緩和させるために手を貸すよう」という携帯電話メッセージを送信する慈善プログラムが8月1日から9月30日まで行われています。一方、これより前の7日午後、中部ビン( Vinh)市で、枯葉剤被害者への募金運動が開始されました。一方、6日と7日の両日、南部カントー( Can Tho)市で、同市の指導者らと枯葉剤被害者協会は市内に住んでいる枯葉剤被害者の元を訪れ、3億ドン(143万円)相当の930人分のプレゼントを贈り ました。

* 8日午前、ハノイで国家児童フォーラム2013が開幕し、29の省と市の10歳から16歳の児童180人が参加しました。「子供保護ケア教育法の改正への子供の参加」と題するこのフォーラムは児童にとって子供問題に対する意見や願望を提出する場となります。今回、児童 の安全確保、娯楽、児童虐待や児童労働防止対策、身体障害児の教育、エイズ感染児など6つの問題に対し、児童たちの意見が集約されました。

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