8月9日から一週間の主な国内ニュース


*     10日、ハノイで、第13期国会常務委員会第40回会議が開幕しました。今回の会議では、会計法改正案や、手数料法案、統計法改正案、国会と人民評議会の監視法案、国民投票法案、気象法案、情報安全法案、刑事訴訟法改正案などが討議されます。中でも、国会と人民評議会の監視法案に規定される役職者に対する信任投票問題は世論の注目を集めています。これに関し、国会社会問題担当委員会のチュオン・ティ・マイ委員長は次のように語りました。

(テープ)

「信任投票は国会の権限内です。この法律の第70条第8項はこれを具体的に規定しました。また、これは、これは2013年憲法にも定められています。そのため、信任投票の本質は不信任投票であると思います。これは、ある人物に対する信任度を確認することとは全然違います。」

*     今週、ハノイで、グエン・フー・チョン党書記長の主催の下、党政治局と中央軍事党委員会との会合が行われました。席上、参加者らは、来る9月に行われる中央軍事党委員会の党大会の政治報告、人事問題などを討議しました。チョン書記長は同委員会に対し、軍隊の能力向上や、対外活動の促進に力を入れるよう要請しました。

*     今週、ハノイで、グェン・タン・ズン首相の主催により、「2012年から2020年までの期間における社会政策」に関する第11期党中央委員会の決議を 実施するための政府の行動計画のこの3年間の実施成果を総括する全国テレビ会議が行われました。会議で、ズン首相は「各地方や機関の指導者に対し、達成さ れた成果を分析した上で、今後の任務を提起するよう」求めました。

*     今週、バングラデシュのアブドゥル・ハミド大統領夫妻は、チュオン・タン・サン国家主席の招きに応じて、ベトナム公式訪問を行いました。訪問期間中、ハミド大統領はチュオン・タン・サン国家主席と会談したほか、グエン・フー・チョン党書記長や、グエン・タン・ズン首相、グエン・シン・フン国会議長らと会見しました。これらの席で、双方は両国関係強化策などについて話し合い、今後も両国間の協力を促進していくことで一致しました。

*     今週、ベトナム婦人連合会の愛国競争大会が行われました。席上、レー・ホン・アイン党政治局員は次のように語りました。

(テープ)

「開国競争運動は常時として連続的に行われる必要があります。各レベルの婦人連合会での愛国競争運動を地元の経済社会発展任務と結び付けて行わなければなりません。これは、女性の進歩、権利の保護、学習、生産活動に寄与すると思います。」

* 今週、8月10日の「枯葉剤被害者デー」を迎えるに当り、ベトナム全国各地で、枯葉剤被害者を支援する運動が活発に行われています。9日、南部ソクチャン省の枯葉剤被害者協会は各部門、機関と協力して、300人の被害者に1億1000万ドン(約63万円)相当のプレゼントを手渡しました。

 

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