9月14日から一週間の主な国内ニュース


*   チュオン・タン・サン国家主席の招きに応え、14日、インドのプラナブ・クマール・ムカルジー大統領は17日までの日程で、国賓としてのベトナム訪問を行いました。訪問期間中、ムカルジー大統領はサン主席と会談したほか、グエン・フーチョン党書記長、グエン・タン・ズン首相、グエン・シン・フン国会議長らとも会見しました。これらの席で、双方は両国関係強化策などについて話し合いました。

この機に、ベトナムとインドは共同宣言を発表し、その中で、「インドはルック・イーストという外交政策を実施しており、その中で、ベトナムは重要な柱となっている。ベトナムはインドの戦略的パートナーだ。インドはベトナムの支持を高く評価している。今後も両国はその関係をさらに促進していく必要がある。ベトナムはインドの外交政策と国際社会における地位向上を支持している。双方は、2015年をめどに両国間の貿易額を70億ドルにするという目標を設定 した。また、今後も、経済や、政治、国防、安全保障、科学技術、文化、国民交流、多国間協力を中心に連携を促進していくことで一致した」と強調しました。


*   今週、グエン・フー・チョン書記長はベトナムを訪問していたキューバの首都ハバナ市党委員会メルセデス・ロペス・アセア委員長と会見しました。席上、チョン書記長はベトナムとキューバとの特別な友好団結関係の重要性を再度確認しました。


*   19日、ホーチミン主席が北部フート(PhuTho)省にあるフン神社の神社を訪問して、今年で60周年を迎えるにあたり式典が行われました。式典で挨拶に立ったチュオン・タン・サン国家主席は次のように語りました。

(テープ)

「各世代のベトナム人の心には、フン王はベトナム民族の国の元祖として存在しています。フン王はベトナムの建国に大きな功労がありました。全てのベ トナム人はフン王の功労を永遠に忘れません。フン神社とフン王祭祀の信仰はベトナム民族の伝統的な文化であり、各民族の団結に寄与しています。」

フン神社の遺跡はベトナム建国の祖フン王、及び王室を祀る遺跡群の一つです。


*   16日午前、グェン・タン・ズン首相は、国防学院の2014~2015学年の始業式に出席しました。その際、ズン首相は、「国の建設防衛事業は常にベトナム民族にとって、極めて重要な意味を持つものである。特に、新しい発展段階に入っているベトナムは国の主権保護という目標を達成するために全力を挙げて取り組んでいる」と強調しました。また、ズン首相は国防学院に対し、国家主権の侵犯行為や、敵対勢力の陰謀を巡る科学研究活動を促進するよう求めた上で、「国防学院が地域と世界で信頼に足る国防教育センターとなるよう」期待を表明しました。


*   18日から19日までの日程で、ハノイで、ASEAN=東南アジア諸国連合の第12回医療閣僚会議が開催され、グェン・タン・ズン首相を始めASEAN加盟10カ国の大臣、医療代表団団長や、中国、韓国、日本、国際組織の代表合わせておよそ200名が出席しました。19日午後、会議は3件の共同宣言を採択した後、閉幕しました。開会演説にたったズン首相は、「ASEAN加盟諸国は2015年をめどにASEAN共同体作りに努力している。この共同体は人材開発、持続可能な開発の原動力作りに繫がる国民の健康増進にも配慮している」と強調し、次のように語りました。

(テープ)

「国民のためのASEAN共同体作りを目指す為には、各国は全ての国民が高品質の医療サービスを容易に利用できるように全国民あげての医療ネットワークの構築のために協力を強化する必要があります」


*   全国民の大団結の強化や、社会問題の解決などにおいて党の顧問機関として活躍しているベトナム祖国戦線第8回大会は今月25日から27日の日程で開催されますが、今週、この出来事を迎える様々な活動が行われています。その中で、民族大団結の発揮に対する祖国戦線の役割に関する科学シンポジウムが開催されました。

 

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