(VOVWORLD) -2024年は、全国の重点交通建設工事を加速させる年度であるとされています。党と国家の指導者は、近日、関連省庁・部局、地方の指導者と会合を行い、重点交通建設工事の実施状況について討議しました。
去る8月8日、ハノイで開催された国家重要プロジェクト・運輸部門重点プロジェクト国家指導委員会の第13回会合でなされた報告によりますと、全国には道路、鉄道、航空の3つの分野で40件の大規模なプロジェクト、92件のサブプロジェクトが実施中ですが、その中で、15の省・市を貫く693キロメートルの建設に関する2件の大規模なプロジェクト、12件のサブプロジェクトが完成したことで、高速道路の全長は2千キロメートルを超えました。また、現在、全国各地では約1700kmの高速道路が建設中だとのことです。
会合で発言に立った同委員会委員長を務めるファム・ミン・チン首相は次のように語っています。
(テープ)
「今から2025年までは、これらの建設工事を加速させる期間です。建設予定地の立ち退きの条件や、原材料、季節などに見合うようにその詳細計画の立案と発布を急ぐ必要があります。2025年までに少なくとも3千キロメートルの高速道路を整備できるように、建設プロジェクトの実施状況を見極め、指導し、厳格に監視しなければなりません。同時に、『高速道路建設プロジェクトの成功のためのピークタイム500 日間』競争運動を効果的に展開しましょう」
一方、8日、チャン・タイン・マン国会議長はロンタイン空港建設投資プロジェクト第 1 フェーズの第3サブプロジェクト の現場を視察しました。ここで、マン議長は、投資家や請負業者に対し、これからも、建設プロジェクトの進捗度や質の確保にさらに取り組むよう求めました。現時点で、ロンタイン国際空港プロジェクトの第1フェーズの土地100%が、ドンナイ省から投資家に引き渡されました。
重点交通建設工事が計画とおり完成し、稼動すれば、社会経済開発の推進に貢献し、関連各地方の新たな開発空間の構築、土地の付加価値の向上、物流コストの削減、製品・商品の競争力向上、住民の就労、生計、公共投資支出、成長へのモチベーションの促進などに役立つとされています。