今週の主な国内ニュース10月29日から

*今週、ハノイで開催中の第13期ベトナム国会第6回会議では、水力発電所の建設計画、2013年の汚職防止対策、入札法改正案、出入国法案などについて討議を行いました。特に、国会は1日半にわたり、経済社会発展状況について討議を行いました。経済社会発展状況の討議に結論を下したグェン・ティ・キム・ガン( Nguyen Thi Kim Ngan) 国会副議長は次のように語りました。

(テープ)

「この3年を振り返りますと、インフレ抑制、マクロ経済の安定化などの目標を達成した事が分かります。国営企業の再構築は一定の結果を収めました。資金は中期計画に配分され、より効果的に管理されるようになりました。」

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*今週、ブルガリアのロセン・プレブネリェフ大統領はチュオン・タン・サン国家主席の招きに答え、国賓としてのベトナムを訪問しました。ベトナムを訪問期間中、同大統領はチュオン・タン・サン国家主席と会談を行った他、グェン・フー・チョン共産党書記長、グェン・タン・ズン首相、グェン・シン・フン国会議長と会見を行いました。これらの会談と会見で、双方は両国関係を戦略的パートナー関係に格上げするため、新たな経済協力モデルについて討議を行いました。サン国家主席とロセン・プレブネリェフ大統領との会談で、両首脳はベトナムとブルガ リア関係の深化を継続することを強調すると共に、これを今後の両国の外交政策の中に主要な内容の一つとして見なしていました。会談後、両首脳は共同記者会見を行いました。席上、サン主席は次のように語りました。

(テープ)

「プレブネリエフ大統領の構想によって、私たちは新しい経済協力モデルについて討議しました。これは両国関係を戦略的パートナーシップに押し上げること目指す措置です。この新モデルの主な内容は、ベトナムが農産物の半完成品をブルガリアに輸出してそこで加工してからEU市場に輸出するということなどです。私たちは両国の関連各省庁にその実施を委託することで一致しました」

*今週、ハノイで、ABU=アジア太平洋放送連合第50回総会が開幕しました。開会式で演説を行ったグエン・タン・ズン首相は「デジタル技術をはじめIT=情報技術のブームは情報通信分野に新しいページを切り開いた」と明かにするとともに、「ベトナム政府は常にラジオテレビ放送分野にあらゆる有利な条件を作り出している」と強調しました。

*2013年11月1日2時45分に、中央産婦人科病院でベトナム人の9千万人目の女の子が生まれました。この新生児は体重3,2キロです。ベトナムの人口家庭計画化総局のズオン・コク・チョン総局長によりますと、人口9千万人を達成したベトナムは世界で最も人口が多い国々の中で14位で、東南アジア諸国の中では第3位になっています。また、1989の国勢調査の予測によりますと、2002年に9千人目を達成するはずでした。そこで、2013年11月1日に9千万人目を迎えたのは11年遅れたのです。これは出生抑制の努力の結果と言えるでしょう

*今週、WB=世界銀行ベトナム事務所が発表した2014年経営環境に関する報告によりますと、2012年7月から6月2013年まで、ベトナムは投資家の保護と信用借款 の効果向上を目指す措置をとっています。WBの東アジア太平洋地域の投資コンサルタントプログラムのウェブディ.ウェルナー担当者は「2005年以来、ベ トナムは企業に便宜を図るために21件の投資環境改善プログラムを実施してきた。2013年、ベトナム経済は世界ランキングで99位に立っている」と明ら かにしました。

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