これにより、全国の労働市場も拡大され、各分野で事業活動を行っている企業はいずれも労働者の募集・採用の需要が高まっています。

その中で、人材の募集・採用の需要が高い業種として挙げられるのは貿易、コンサルティングサービス、科学研究、情報技術、紡績縫製、革靴生産、観光サービス、宿泊と飲食サービス、食料・食品技術、輸送サービス、電気技術、電子技術などです。今年、各企業はいずれも職業技能がある労働者を募集することを望んでいます。

労働傷病軍人社会事業省の集計によりますと、2022年、重点的経済地区がある省や市で、各企業は70万人の労働者を募集する計画があります。特に、ホーチミン市で事業活動を行っている企業は60万人の労働者を募集・採用します。経済が急速に回復している背景の中で、ホーチミン市は大量の人材を募集する必要があります。

ホーチミン市人材需要と労働市場情報予測センターのファン・キー・クアン・チェット( Phan Ky Quan Triet) 副センター長は次のように語りました。

（テープ）

「食料、食品の製造加工、コンサルティングサービス、飲食サービス、情報通信などの分野は大量の人材を募集する需要があります。これと同時に、デジタル経済、電子・ハイテクインフラ整備に関する分野、デジタル転換に関連する産業なども多くの人材が必要です」

一方、ハノイでは卸売りと小売り分野は多くの人材を募集する需要があります。ハノイ雇用サービスセンターのブー・クアン・タイン副センター長は次のように語りました。

（テープ）

「2022年に、いくつかの業種は大量の人材を募集する必要がありますね。具体的には卸売りと小売り分野は多くの人材を募集します。特に、電子製品、情報通信に関する製品の卸売りと小売り企業は最も多くの人材を募集します。その他、製造・加工業も大量の人材を募集する需要があります」

各企業の労働者の募集の需要が急増することは労働者にとってチャンスでありながら試練でもあると言えることでしょう。