国の発展に貢献する仏教協会

(VOVWORLD) -仏教はベトナムの最大宗教で、国の経済社会発展、社会保障政策の実施に大きく貢献しできました。宗教・信仰法を初めて施行した2018年の潅仏会はベトナム仏教協会が国の建設発展事業に対する自らの潜在力を示すチャンスとなります。

世界に不滅の真理を顕現されましたお釈迦様の神聖なる生誕・成道・涅槃の3つをお祝いする潅仏会(ウェーサカ祭)の日が、1999年の国連総会において「国連の日」と認められました。潅仏会は仏教徒にとって重要な出来事であり、将来に向かっての仏教教育への自信と推進をしていくものとなっています。

今から2千年前にベトナムに仏教が伝来してから現在まで、仏教はベトナムの建設防衛事業、文化道徳感の構築に積極的に貢献してきました。特に、1981年以来、ベトナム仏教協会は政府宗教委員会を通じて、政府から大きな関心と支援を受けてきました。一方、ベトナム仏教協会は宗教活動を行なうかたわら、人道的活動、貧困解消、文明的で、かつ、進歩的な生活作りに積極的に参加しました。

釈迦の誕生を祝う潅仏会2018にあたり、29日午前、ハノイ市内のクアンス(Quan Su)寺で、ベトナム仏教協会中央委員会は、潅仏会を迎える儀式を行いました。この席で、チュオン・ホア・ビン副首相は発表を行い、その中で、「約2000年の歴史を誇るベトナム仏教は常に民族と共に歩んでいる。ベトナム仏教協会が掲げた『道法・民族・社会主義』という方針は、仏教と民族との繋がりの表れである。」と強調しました。

また「党と国家は、宗教を信仰するしないという国民の自由権や、法律に沿った国民の宗教活動を尊重、確保している。潅仏会にあたり、各省庁や部門、各レベル党委員会、地方行政府に対し、仏教を始めとする各宗教の合法的な活動にさらに配慮し、有利な条件を作り出すよう要請する。」と明らかにしました。

一方、同日、ホーチミン市で、同市の仏教協会は、潅仏会を迎える式典を開催しました。この際に、同協会は、貧しい人々にプレゼントを渡し、市内に住む革命功労者の元を訪れて舞い、プレゼントを渡しました。

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