*地球温暖化対策を話し合うCOP20国連気候変動枠組み条約第20回締約国会議は14日未明、各国が提出する2020年以降の温室効果ガス削減目標に盛り込む項目などに関する合意文書を採択し、閉幕しました。目標には、排出削減のほか、温暖化の影響による被害の軽減策を含めることも認めます。一方、各国の目標の妥当性を検証する仕組みづくりは、途上国の反発を受けて事実上見送られました。最終日の12日から会期を2日間延長して折り合いました。
(写真:ロイター)
*第47回衆院選は14日投票、即日開票されました。NHKの開票速報によりますと、自民、公明の連立与党が定数(475議席)の3分の2超となる326議席を確保しました。自民党総裁の安倍首相は14日午後10時すぎ、テレビ朝日の選挙特番に出演し、「とりあえずの目標である自民党、公明党で過半数を取る目標には到達した。今後も連立政権で選挙を通じて約束したことをしっかりと実行したい」と語りました。
*エボラ出血熱の流行が続く西アフリカのシエラレオネ東部で、報告されていない感染者とみられる多数の遺体が発見されたことから、同国政府は今月12日までに同地域の一部を2週間、封鎖する方針を決めました。さらに、感染拡大につながるとしてクリスマスと新年の祝賀もすべて禁止しました。期間中は軍隊を街頭に配置し、外出した市民を自宅に戻すとしています。
*アメリカ上院情報特別委員会は先週、CIAアメリカ中央情報局が同時多発テロ以降、テロ容疑者らに拷問を行っていた問題に関する報告書を公表しました。残虐な内容に対して批判の声が高まっていますが、こうしたプログラムを開発した心理学者2名に延べ8100万ドル(約96億円)もの報酬が支払われているという驚くべき実態も明らかになりました。上院はこの問題について約5年の歳月をかけて調査を行い、600万ページ以上のCIAの文書を入手し分析を行った。報告書は6000ページにもわたっており、要約だけでも500ページを超える膨大なものです。