インド・ASEAN、『価値観と運命を共有』

(VOVWORLD) - アメリカが地域で行動や政策を詳しく示めさない背景の中で、今後、ASEAN・インドの戦略的パートナーシップをさらに促進させていかなければならないと評されています。

先週、インドの首都ニューデリーで、インドとASEAN=東南アジア諸国連合は、対話関係樹立25周年を記念するサミットを行いました。この関係は、双方が「インド洋・太平洋地域を自由かつオープンな地域に発展させる」という共通の目標を掲げている中で、特に重要な意義を持つとされています。

「価値観と運命を共有」をテーマにしたこのサミットで、首脳らは、対話・協力体制の維持や、平和・安定・テロ対策・犯罪対策のための協力の強化に合意しました。

インドとASEAN諸国は1992年に対話関係を樹立しましたが、1995年、その関係を全面的対話パートナーシップに格上げしました。そして、2012年12月に行われたASEAN・インド対話関係20周年を記念するサミットでは、『戦略的パートナーシップ』として位置づけられました。これは双方にとって、歴史的な転換点とみられています。

サミットの冒頭で、モディ首相は、「インドはASEANとビジョンを共有している。ASEAN諸国とともに、海洋分野における協力を一層推進する」とした上で、「アジアの安定には法の支配による海上秩序が重要だ」とも話しました。「アクト・イースト」政策を掲げ、ASEAN諸国との連携を図るモディ首相は、昨年11月にマニラで開かれた会議でも、「インド太平洋地域の安全保障」の重要性を強調しました。

サミットで、参加者らは海洋安全保障での協力強化策についても議論しました。各国首脳は、航行の自由を維持・促進することや、法に基づき海洋を利用することなどを再確認する宣言を採択しました。

アメリカが地域で行動や政策を詳しく示めさない背景の中で、今後、ASEAN・インドの戦略的パートナーシップをさらに促進させていかなければならないと評されています。

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