ハットサム民謡

こんにちは、ゴックです。

先頃、ベトナム民謡「ハットサム(Hat xam)」の第1人者として有名なベテラン歌手ハー・ティ・カウ(Ha Thi Cau)さんが逝去しました。92歳でした。

「ハットサム」というのはベトナム北部独特の節回しの民謡で、封建時代に貧しい歌い手が都会の市場や辻でこれを歌い、門付(かどづ)けで暮らしていました。ハー・ティ・カウさんのお陰で、今ではベトナム民族の文化遺産となっています。


でははじめに「満月の光」(Sang ca dem ram)をお送ります。


ハットサム民謡 - ảnh 1
ハーティカウさん

ハーティカウさんはは1921年、北部ナムディン省に生まれました。8歳頃から、故郷の各地に足を運びながら、民謡ハットサムを歌いました。胡弓(こきゅう)を手にした彼女は民謡「ハトサム」数百曲を素晴らしく表現しました。

では次に「水滴(すいてき)浮草(うきくさ)」(giot nuoc canh beo)をどうぞ。

いかがでしたか、皆さん、今日はベトナムの民謡Hat Xamの歌い手ハー・ティ・カウさんを偲んでハットサムをご紹介しました。

それでは今日の音楽散歩道はこれで終わります。来週のこの時間をまたお楽しみにごきげんよう。

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