（写真：Baomoi.com）

ご機嫌いかがですか、皆さん。タオです。

２月下旬になり、寒さも少し落ち着いてきた感じのハノイです。一週間前は16度以上の寒さに耐えてきたハノイ人としては一気に２０度以上になり、気候に左右されています。皆さんのお住まいの町はいかがでしょうか？

さて、先ごろ、グーグルは、「google.com.vn」ホームページに一時的に置換するために特別なイメージを使用することで、ベトナムの伝統芸能「カーチュー(ca tru)」を顕彰するのは今回がはじめてです。これを通じて、グーグルは、ベトナム独特の芸術への世界世論の関心を呼び掛けることを目指すとしています。

では、今日のこの時間は、ベトナムの伝統芸能「カーチュー(ca tru)」の曲をお届けします。これまで、カーチューに関する番組は何度も放送されましたが、久しぶりに、もう一度ベトナムのこの独特な芸能音楽をおさらいしましょう。

史書によりますと、カーチューは李王朝時代の11世紀に生まれました。カーチューで使われる音楽はベトナム北部のホン河（紅河）デルタ地帯が発祥の地とされ、伝統楽器の節に合わせて、歌い手は詩と曲を情感豊かに歌いあげます。2009年、この伝統芸能「カーチュー(ca tru)が緊急保護を要するユネスコ世界無形文化遺産として認定されました。

それでは、今日の番組は、そんなカーチューをお楽しみいただきましょう。

では、始めにQuach Thi Ho が歌う「国との誓い」（Loi The Non Nuoc）をどうぞ

お聴きいただいた曲は「国との誓い」でした。

次に、Thuy Datが歌う「ハットサム」（Xam Thap Am）をお送りします。

お聴きいただいた曲は「ハットサム」でした。

おしまいに、「Tuong An城の思い出」（Tuong An Hoai Co）をどうぞ。

お聴きいただいた曲は「Tuong An城の思い出」でした。

いかがでしたか、皆さん、今日はベトナムの伝統芸能「カーチュー(ca tru)」の調べをお届けしました。それでは今日の音楽散歩道はこれで終わります。それでは、また３月に、お会しましょう。