ベトナムの労働者をたたえる歌

(VOVWORLD) -

5月最初の音楽散歩道の時間がやって参りました。ハノイの5月は初夏でむし暑くなっています。郊外では3月の田植えが終わり、緑が美しく輝いています。皆さんのお住まいの街はいかがでしょうか。

ご機嫌いかがですか、皆さん。タオです。

5月最初の音楽散歩道の時間がやって参りました。ハノイの5月は初夏でむし暑くなっています。郊外では3月の田植えが終わり、緑が美しく輝いています。皆さんのお住まいの街はいかがでしょうか。

ベトナムでは5月1日が労働者の日です。そんな雰囲気を合わせて今日のこの時間はベトナムの労働者をたたえる歌をお届けしましょう。
はじめに「夜空の星たち」(Nhung anh sao dem )をどうぞ

「風は新しいマンションへ香りを運ぶ、

高層ビルから、遠い地平線が見える

夜更けに数千の星が輝き、こぼれる

心の中は慶びに満ち溢れる。」

お聴きいただいた曲は「夜空の星たち」でした。

続いて「今日の稲穂を讃える歌」( Hat Ve Cay Lua Hom Nay) どうぞ。

「稲を讃える歌を歌う私

故郷で稲を植える農民を讃える歌を歌う

なぜなら、故郷ほど美しいところはないから

稲刈りに入ると、私たちの愛も芽生える

愛はその目から始まり、明日は今日から始まるから」

お聴きいただいた曲は、「今日の稲穂を讃える歌」でした。

つづいて「絵画のような田舎」(Buc hoa dong que)をどうぞ

「広々とした青い空

白い雲、金黄色の稲田んぼを照らす日差し

小鳥の群れが青葉の上で羽を広げてさえずる

遠くから村の女性たちの歌声が聞こえてくる」

お聴きいただいた曲は「絵画のような田舎」でした。

ではおしまいに私は炭鉱労働者」(Toi la nguoi tho lo)をどうぞ

「私は鉱山に生まれた炭鉱労働者

ハッパの音を目覚ましに、時計代わりに

機械の音を子守唄代わりに育った

さあ今石炭を堀りに坑内に入ろう

坑内で日々の暮らしの音を聞こう

実った稲田の上を飛ぶ鳥の鳴き声

学校に通う子供たちの笑い声

坑内の私は宇宙の真ん中にいる」

お聴きいただいたのは「私は炭鉱労働者」でした。

いかがでしたか、みなさん。今回は、ベトナムの労働者をたたえる歌をお届けしました。今日の音楽散歩道はこれで終わります。来週、またお会いしましょう。

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