有名な作曲家ファム・チョン・カウ(Pham Trong Cau)の曲
ご機嫌いかがですか、皆さん。タオです。
2月がまもなく終わりますね。この季節、ザボンの白い花が咲き、香水のような香りが街に漂っています。皆さんのお住まいの街はいかがでしょうか?
今日は、有名な作曲家ファム・チョン・カウ(Pham Trong Cau)の曲をご紹介します。1935年に中部ゲアン省に生まれた彼は、幼い頃、カンボジアで過ごしたこともありました。でも、作曲家ファム・チョン・カウが作曲した曲の多くは母国ベトナムの国土と人々をテーマにしています。また、児童向けの唄も多くあり、子どもたちにも人気の曲となっています。1962年、パリ音楽院に入り、パリで有名になった作品「戻れない秋」が生み出されました。作曲家ファム・チョン・カウは1998年、ホーチミンで亡くなりました。63歳でした。
作曲家ファム・チョン・カウ
今日のこの時間は、作曲家ファム・チョン・カウの曲をお届けします。
始めに、Hong Nhungの歌で、「子どもへ」(Cho con)をお聴きください
「お父さんは鳥の翼、子どもを遠いところまでに乗せてゆく、
お母さんは美しい花
その花を私の胸に飾る
両親は生涯子の面倒を見る
お父さん、いい子になるよう、頑張るよ
お母さん、優しい人になるため、頑張るよ」
続いてAo Trangトリオの歌声で、「故郷の学びや」(Truong Lang Toi)をどうぞ。
我が学びやは、簡易な教室しかない
我が学び舎は、緑がいっぱい、一日中 鳥が啼いている
学校から遠く離れて暮らしていても
この学校がずっと忘れられない
おしまいは、Quang Vinhの歌声で「紅いの夢」(Uoc mo hong)をどうぞ。
「この生活はわたしにたくさんの紅いの夢をもたらした
願望と広い愛をもたくさんもたらした
わたしは春の花のように 皆の心の中に咲き誇る
春がやってきたことで 喜んでいる」
いかがでしたか、皆さん、今日は作曲家ファム・チョン・カウの曲をお届けしました。それでは今日の音楽散歩道はこれで終わります。また来週、お会しましょう。