ご機嫌いかがですか、皆さん。タオです。

ハノイは、すっかり秋です。日中は暑いですが、穏やかな秋風が吹き、快適な天気の日が続いています。皆さんのお住まいの街はいかがですか？

さて、今日のこの時間は、歌手ゴック・アィンの特集をお届けします。

ゴック・アィンは1975年ハノイで生まれました。彼女の声は低音の魅力で、元気いっぱいで特別な歌声を持つアィンさんは、同世代の歌手の中でも最優秀歌手として評されています。現在、彼女はアメリカ在住で、自分の音楽活動を続けています。

では、はじめに、「冬への思い」（Noi nho mua dong）をどうぞ

「誰かが窓の外を通り過ぎて行く

冷たい風が吹いてくる

通りで枯れ葉が舞っている

冬が静かに私を包む」

お聴きいただいた曲は「冬への思い」でした。

次に「君よ、ハノイの通り」（Em oi Ha Noi pho）をどうぞ

「君よ、ハノイの通り、

君の姿はこの古い街角に残る、

人気のない街角、小さな雨が降っている。

花の香りが漂う、誰かが誰かを待っているようだ」

お聴きいただいた曲は「君よ、ハノイの通り」でした。

おしまいに、Ngoc Anhの歌声で「最後の一葉」(Chiec la cuoi cung) をお送りします。

「まだ晩が終っていないのに、朝がたの気配を感じる

空には季節を運ぶ鳥の群を見かける

秋に入っている午後は、何とか寒さが深まっている

葉が木の枝から1つずつ離れてゆく景色は

めっちゃ寂しい気がする」

お聴きいただいた曲は「最後の一葉」でした。

いかがでしたか、みなさん。今回は、歌手ゴック・アィンの特集をお届けしました。今日の音楽散歩道はこれで終わります。来週、またお会いしましょう。