グエン・ドゥク・タム副大臣

タム副大臣によりますと、2025年の経済見通しについて、2024年からの高い成長の勢いを維持できる要因が複数あるとしています。その筆頭として、政府機関の合理化による行政効率の向上を挙げました。

また、マクロ経済の安定性維持とインフレ抑制に取り組みながら、投資促進や消費喚起、貿易・輸出の拡大など、従来の成長戦略も刷新していく考えを示しました。そしてタム副大臣は観光分野では意欲的な目標を掲げ、次のように語りました。

（テープ）

「2025年は内需の喚起が最重要課題の一つです。これは世界各国が取り組んでいる政策でもあります。特に観光分野では、国内観光客1億2000万〜1億3000万人、外国人観光客2000万人の誘致を目標に掲げています」

さらに、タム副大臣は、成長戦略の新たな柱として、半導体やＡＩ人工知能などの先端技術分野への投資誘致も強化されると述べました。これに加えて、不動産、株式、社債市場の活性化や、国有企業・民間企業の体質強化にも注力する方針を明らかにしました。