(VOVWORLD) - 新型コロナウイルス感染症の影響で、アジアの国々が旧正月を迎える習慣が変わっていますが、アジアの国々は旧正月の雰囲気に包まれており、新年への期待が沸いています。
シンガポールでは、新型コロナ予防対策が徹底的に実施されながら、新年を迎えるイベントが例年より小規模で行われます。また、春祭りが中止となりました。
一方、中国では、例年なら春節連休中に若者が故郷に帰って家族と過ごすものですが、新型コロナウイルスのため移動の規制や自粛が続いています。そこで今年は、離れた親と子が互いを気遣うプレゼントをしたり、オンラインで新年のあいさつや宴会をしたりなど、新しい形で家族の絆を保っています。また、各地で、帰省しない人に対して、現金などの「お年玉」を配布するという「引き留め策」も取られていて、感染再拡大の防止に躍起しています。
他方、マレーシアは、旧正月を機に、新型コロナ予防対策に関する規制を緩和することにしました。これによりますと、各家族は、最多15人の規模で旧正月を迎えるイベントを行うことができるようになりました。