アゼルバイジャン、ナゴルノカラバフで鹵獲の兵器公開
(VOVWORLD) - アゼルバイジャンは、国連の派遣団が同日、ナゴルノカラバフを訪問したと明らかにしました。国連派遣団が同地を訪れるのは約30年ぶりです。
ナゴルノ・カラバフからの避難民=AFP/TTXVN |
アゼルバイジャン政府は1日、主権回復を宣言した隣国アルメニアとの係争地ナゴルノカラバフでメディアツアーを実施しました。同地で実施した「対テロ作戦」の際、アルメニア系勢力から鹵獲した兵器や車両などの装備が公開されました。
一方、アゼルバイジャンは、国連の派遣団が同日、ナゴルノカラバフを訪問したと明らかにしました。国連派遣団が同地を訪れるのは約30年ぶりです。
大統領府報道官はAFPに対し、派遣団はこの日朝に到着したと述べました。主に人道支援の必要性について調査するのが目的としています。
アゼルバイジャンは先月、ナゴルノカラバフで実施した「対テロ作戦」の結果、主権回復を宣言しました。アルメニアは9月30日、同地のアルメニア系住民について、推定12万人のうち10万437人が同国に避難してきたと発表しました。(AFP通信)