9日、ハノイで行われた外務省の定例記者会見で、ベトナム外務省のフアム・トゥ・ハン報道官は先頃アメリカ財務省が、ベトナムを為替操作を行っている国々の「監視リスト」に再び加えたことに関するベトナムの反応について、次のように語りました。

（テープ）

「アメリカ財務省が先ごろ発表した「アメリカの主要な貿易相手国・地域の通貨政策を分析した外国為替報告書」で、ベトナムは為替操作をしていないと確認したほか、ベトナムの財政・為替政策の運営に前向きな評価を出したと明らかにしました。平和、協力、持続可能な開発のためベトナムとアメリカとの関係を包括的戦略的パートナーシップに格上げることに関する共同宣言の精神を基礎に、両国は今後も引き続きあらゆる分野における協力を維持し、情報の共有、相互理解を深めるとともに両国関係に残されている問題点の解決に取り組みます」