イスラエル軍が西岸の難民キャンプを空爆、18人が死亡 パレスチナ保健省発表

(VOVWORLD) - パレスチナ治安当局によれば、この空爆による死者数は、2000年以降、西岸地区に対する空爆では最も多いとされています。
イスラエル軍が西岸の難民キャンプを空爆、18人が死亡 パレスチナ保健省発表 - ảnh 1イスラエルの攻撃後、ガザ地区のジャバリア難民キャンプで破壊された学校(写真:THX/TTXVN)

パレスチナ自治区ヨルダン川西岸の北部のトルカレム難民キャンプが、イスラエル軍による空爆を受け、少なくとも18人が死亡しました。パレスチナ自治政府(PA)は、3日夜、この情報を明らかにしました。イスラエル軍は、この攻撃でイスラム組織ハマス(Hamas)のトルカレム指導者を殺害したと主張しています。

パレスチナ治安当局によれば、この空爆による死者数は、2000年以降、西岸地区に対する空爆では最も多いとされています。

パレスチナ保健省はテレグラムを通じて「占領軍によるトルカレム難民キャンプへの空爆で18人が殉教した」と投稿しました。

イスラエル軍は声明で、トルカレムへの空爆はシンベト(Shin Bet)と空軍の合同作戦によるものであったと説明しています。

さらに、イスラエル軍は、この空爆でトルカレムに拠点を置くハマス指導者、ザヒ・ヤセル・アブド・ラゼク・ウフィ氏を殺害したと発表しました。同氏は、西岸で多数の攻撃に関与し、新たな攻撃を計画していたとされています。

また、イスラエル軍は、トルカレムで活動していた「重要テロリスト」も多数排除したと述べています。

ハマスは、この攻撃を「無慈悲な攻撃」として非難し、「危険なエスカレーション」につながると警告しています。

トルカレム難民キャンプの当局者は、AFP通信の電話取材に対し、空爆はF16戦闘機によって実行されたと述べました。(AFP通信)

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