（写真：IRNA/TTXVN）

火曜日の式典は、イランの最高指導者アヤトラ・アリ・ハメネイ師が、ペゼシュキアン氏を正式に承認し、69歳の心臓外科医に大統領権限を与えた2日後に行われました。

「私は大統領として、コーランとイラン国民の前で、全能の神に、この国の公式宗教とイラン・イスラム共和国体制と憲法の守護者となることを誓います」と、国営テレビで生中継された式典で、ペゼシュキアン大統領は宣誓しました。

同大統領は、2週間以内に新政権を発足させる予定であり、今回の決選投票では、約3000万票のうち約54％にあたる1600万票以上を獲得しました。

イランの大統領選挙は、10月初旬に始まったガザ戦争以来の地域的緊張の高まり、イランの核開発をめぐる西側諸国との論争、経済制裁を受けた国内の不満などを背景に行われました。

火曜日の式典には、アルメニア、タジキスタン、エジプト、スーダン、イラク、トルコ、サウジアラビア、アゼルバイジャン、キューバ、ブラジルを含む数カ国から高官が出席しました。欧州連合（EU）のエンリケ・モラ特使も出席しました。

ハマスの指導者イスマイル・ハニヤ氏やイスラム聖戦の指導者ジヤド・アル・ナハラ氏など、イランが支援する同胞も出席しました。

レバノンのヒズボラからはナイム・カセム副事務局長が、イエメンのフーシ派からはモハメド・アブドゥル・サラム報道官が出席しました。（arabnews.jp）