イランへの恩恵保証なら核合意から離脱せず=ロウハニ大統領
[ロイター] - イランのロウハニ大統領は4日、米国離脱後の2015年の核合意について、他の関係国がイランへの恩恵を保証した場合のみ、同合意内にとどまる意向を示しました。
イランのロウハニ大統領(写真: AFP/TTXVN ) |
ロウハニ大統領は記者会見で、アメリカの離脱は「違法」であると指摘しました。「アメリカだけでなく、他のどの国もこの合意から離脱することで恩恵を受けることはない」と述べました。
同記者会見はイラン国営テレビで放映されました。
アメリカは5月にイラン核合意からの離脱を決定しました。同合意の存続を巡り、英、独、仏、中国、ロシアの5カ国の外相は6日にウィーンでイラン高官と協議を行います。