イラン外相、「アメリカ大統領は核合意を破棄する方法を模索している」

(parstoday.com)ザリーフ外相は、5日月曜夜、テレビのインタビューで、アメリカの核合意の責務不履行に触れ、「トランプ大統領は核合意に対して、大きな不満を抱いている」と語りました。

イラン外相、「アメリカ大統領は核合意を破棄する方法を模索している」 - ảnh 1    イラン大統領(写真:AFP/TTXVN)

また、「トランプ大統領の行動は予想可能で、イランは決してアメリカに対して、核合意を誠実に実施することを期待していない」と述べました。

イランと6カ国の核合意は、2016年1月から実施されていますが、アメリカ政府は核合意の一員でありながら、約束を果たしていません。

ザリーフ外相はまた、イランは常に国民に頼ってきたと強調し、「イランは地域でもっとも安全な国だ」と述べました。

また、地域諸国の多くの治安の悪さに触れ、「安全保障に関して、2つの見解が存在する、ひとつの見解では、イランは人々の選挙への参加により、国内の治安を確保しているが、もうひとつの別の見方では、地域諸国の多くは、国外から治安を買おうとしている、ということだ」と語りました。

さらに、治安悪化の創出や、テロ組織の支援や武装化といったサウジアラビアの地域における誤った行動にも触れ、「サウジアラビアは誤った形で、地域に関与している」と述べました。

ザリーフ外相は、サウジアラビアのイエメンなどの地域諸国に対する敵対政策は、サウジアラビア政府に対する嫌悪と怒りという結果しか生んでいないとしました。

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