ウクライナの空港で激しい戦闘

ウクライナの空港で激しい戦闘 - ảnh 1
ウクライナ政府軍と親ロシア派が互いに相手が停戦合意に違反したと非難している(写真:news.com.au)

(NHK) ウクライナ東部の中心都市ドネツクの空港で激しい戦闘があり、ウクライナ政府軍と親ロシア派が互いに相手が停戦合意に違反したと非難しています。

ウクライナ東部を巡り、政府軍と親ロシア派は、先月5日、停戦に合意しましたが、一部の地域で市民も巻き込まれる戦闘が散発的に起きていて緊張が続いています。
こうしたなか、東部の中心都市ドネツクで、30日、空港の施設に立てこもる政府軍と親ロシア派との間で激しい砲撃戦となりました。
現地からの映像では、管制塔が砲撃を受ける様子や、飛来してきた砲弾によって大きな穴が開いたアパートなどが映っています。
これについて、親ロシア派が「空港にいる政府軍がドネツク市内を攻撃している」として、自衛のための戦闘だと主張しているのに対し、政府軍は「親ロシア派が攻撃を仕掛けている」と述べ、互いに相手が停戦合意に違反したと非難しています。
ウクライナ政府と親ロシア派は、停戦を徹底させるため、双方がにらみ合う所に幅30キロ以上の緩衝地帯を設けることでも合意していますが、兵士や戦闘員を本格的に撤収させる動きは見られず、緩衝地帯はできていません。

ご感想

他の情報