ウクライナ、親露派「政府軍を包囲」 投降求め最後通告


9日、ウクライナ東部を実効支配する親ロシア派武装勢力幹部は東部ドネツク州のデバリツェボで政府軍の最大6000人を包囲し、投降を求める最後通告を出したことを明らかにしました。

ウクライナ、親露派「政府軍を包囲」 投降求め最後通告 - ảnh 1
ウクライナ軍(写真:Getty)

真偽は不明ですが、ウクライナ情勢を巡り独仏露ウクライナの4カ国による首脳会談が11日に控えていることから、親露派が戦果を強調する情報戦を展開している可能性もありそうです。

親露派がデバリツェボを占拠すれば、昨年9月にウクライナ政府と結んだ停戦合意が完全に破棄されます。その場合にはオバマ米政権がウクライナ政府軍に向け、殺傷能力を持つ武器供与に踏み切りかねず、ウクライナ情勢を巡る国際的な緊張が一気に高まるのは必至となります。

 

ご感想

他の情報