ガザで激しい戦闘、24時間で128人死亡 ハマス運営の保健省
(VOVWORLD) -パレスチナ自治区ガザ地区では3日も戦闘が続き、イスラエル軍が数カ所を攻撃しました。ガザ北部のジャバリヤ難民キャンプも攻撃を受けたとみられます。
(写真:Getty Images/NBC) |
ガザでイスラム組織ハマスが運営する保健省はジャバリヤでの爆発の前、24時間で128人が死亡、261人が負傷したと発表しました。
同省によりますと、昨年10月7日の開戦以来、ガザの死者は2万2313人、負傷者は5万7000人超にのぼります。死傷者の70%は女性と子どもだといいます。
ジャバリヤ難民キャンプからの映像には、大規模な爆発の跡が映っています。ガザの保健省は、ジャバリヤにある民家が狙われ「10人が死傷した」と明らかにしました。
CNNは同地区での作戦についてイスラエル軍にコメントを求めています。
ガザ入りは制限されており、また戦闘が繰り広げられる中で正確な数字の確認が困難であることから、CNNは同省が発表する数字を独自に検証することはできません。
イスラエル軍とハマスの軍事部門によりますと、イスラエル軍の一部の部隊が撤収したことを受け、ガザの一部では戦闘が収まっているものの、南部ハンユニスでは激しい戦闘が続いています。
イスラエル軍は、同軍の部隊がハンユニスのある地区にある学校でトンネルのシャフトを発見し、また戦車に爆発装置を仕掛けようとした複数のテロリストを殺害したと明らかにしました。
ハンユニスでの激しい戦闘について、同軍は「機甲部隊や工兵部隊などが中心部で標的を絞った襲撃を実行した」と説明しました。(CNN)