ガザ南部ラファのハマス戦闘員、500人死亡 イスラエル軍発表
(VOVWORLD) - イスラエル国防軍（IDF）は17日、パレスチナ自治区ガザ地区南部ラファでの軍事作戦により、5月初旬以降、イスラム組織ハマスの戦闘員500人以上が死亡したと発表しました。
 イスラエル軍の砲撃を受けて建物が破壊されたガザ（AFP） |
IDFは、トンネルの立坑を230個発見し破壊したとも述べました。この中にはフィラデルフィア回廊で見つかった立坑100個も含まれます。また、ラファの数百棟の建物に爆発物が仕掛けられていたとも報告しましたが、詳細については明らかにしませんでした。
IDFは、ハマスのラファ旅団に深刻な損害を与えたと主張しています。現在、ラファ旅団の4つの大隊のうち、2つは中程度の作戦機能を維持しているものの、2つは低レベルの作戦機能にとどまっているということです。
CNNは、IDFのこれらの主張を独自に確認できていないとしています。
IDFは、「我々はラファ旅団を決定的に壊滅させるまで作戦を継続する」と宣言しました。
ラファでの激しい戦闘は週末も続いており、同市近郊では15日にIDFの兵士8人が死亡しました。これは昨年10月7日の戦闘開始以降、一度に死亡したイスラエル兵の数としては最大級となります。（CNN.co.jp）