
14日、ベトナム外務省のルオン・タン・ギー報道官は、中国側がいわゆる「海南省沿海辺防治安管理条例」を発布したことや、ベトナムのホアン・サ群島クアン・ホア島で軍事演習を行ったこと、チュオン・サ群島にあるチュー・タップ島でCDMA符合分割多重接続方式の3G移動通信基地を設置したこと、ホアン・サ群島への観光企画を承認することなどベトナム東部海域(南シナ海)における中国側の最近の動きに対するベトナムの反応に関し、次のように語りました
「中国側のこれらの活動は、ベトナム東部海域やホアン・サ群島とチュオン・サ群島に対するベトナムの領有権、主権、及び裁判権を深刻に侵犯し、この海域の情勢を複雑化させ、DOC=行動宣言の精神に逆行し、域内の平和・安定及びベトナムと中国との関係を悪化させるものです。ベトナムは中国の活動に断固として反対し、中国に対しそれらの誤った行動を直ちに停止するよう求めます」
ギー報道官はこのように述べました。