クアン国家主席、フランスとの関係を評価


フランスのオランド大統領が9月5日から7日にかけてベトナム国賓訪問を行うにあたり、チャン・ダイ・クアン国家主席はAFP通信のインタビューに応え、その中で、両国関係の重要な節目を振り返りました。

クアン主席は、「この関係は深い絆を持つ欧州の工業国と能動的に発展しているアジア国の特徴を持つものであり、歳月とともに発展している」と強調しました。

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(写真:Chinhphu.vn)


また、「両国が2013年、戦略的パートナーシップの樹立に関する共同宣言を締結したことは重要な節目である。近年、両国関係は政治や、外交、経済、貿易、投資、科学技術、教育、文化などあらゆる分野で良好に発展している。フランスがベトナム最大の貿易相手国の中で5位に立っており、ベトナム最大のODA=政府開発援助供与国の中の1つとなっていることや、2015年における両国間の取引額が42億ドルに達したことなどは両国間の良好な協力関係を立証するものである」と強調しました。

クアン主席は、「ベトナムはフランスを含め各国と協力する用意がある」とした上で、「今後、両国は、国連の平和維持活動や、国防、安全保障、航行と航海の自由・安全の確保、ネットセキュリティなどの分野でも協力を強化する必要がある」と訴えました。

さらに、「ベトナムはフランスが国際社会において重要な役割を果たすことを支持し、フランスと協力して国際社会の共通の利益の保護事業などに貢献していきたい意向にある」と再確認しました。

 

 

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