6日午前、ベトナムを訪問中のイランのハサン・ロウハニ大統領の歓迎式が行なわれました。歓迎式後、チャン・ダイ・クアン国家主席はロウハニ大統領と会談を行いました。
会談後の記者会見で、クアン主席は「会談はオープンでなごやかな雰囲気の中で行なわれた。双方は政治、経済、文化、科学技術分野を中心に両国の全面的な協力関係の強化、拡大について討議を行なった。また、それぞれの国の発展、繁栄と地域、及び世界の平和、安定に向けて、互いに支持し合うことを確認した。ベトナムはロウハニ大統領の提案に従って国連総会で採択された「暴力過激主義防止の行動計画」を高く評価する」と明らかにしました。
一方、ロウハニ大統領はイランが石油、アスファルトなどの輸出で潜在力ガあることからベトナムの石油ガス企業にイランへの進出や提携先の模索に有利な条件を作り出すと同時にハイテク、次世代テクノロジー分野でベトナムと協力する用意があると強調しました。
また、両元首は地域の安全保障状況について協議しました。
同日午前、クアン主席とロウハニ大統領は公用のパスポート保持者に対するビザ免除協定や情報通信分野での協力合意書の調印式に立ち会いました。