(VOVWORLD) - WHO=世界保健機関は新型コロナウイルスの発生源について、すべての仮説は排除されていないとの見方を示しました。
WHOのテドロス事務局長=THX/TTXVN |
新型コロナの発生源を巡っては、中国・武漢入りしたWHOの調査チームが9日の会見で武漢のウイルス研究所から流出した可能性は極めて低いとして、調査の対象から外すとの見解を示していました。
こうしたなか、WHOのテドロス事務局長は12日、今回の調査後もすべての仮説は排除されていない、さらなる分析や調査が必要だと話しました。
また、調査チームを率いたピーター・ベンエンバレク氏は発生源を理解するにはほど遠く、まだ始まったばかりだとしつつも、多くの前進があったと語りました。
WHOは概要をまとめた報告書を来週にも公表し、再び会見を開く予定です。(テレビ朝日)