サッカー=フランス、テロ警戒でユーロ2016に9万人以上の警備
[ロイター] - 6月10日に開幕するサッカーの欧州選手権(ユーロ2016)での安全を期するため、フランスのカズヌーブ内相は25日、警察や兵士、警備員を9万人以上動員すると発表しました。
パリでは2015年11月、過激派組織「イスラム国」による同時多発攻撃で130人が犠牲となり、国立競技場「スタッド・ド・フランス」も対象となりました。
内相は、警察や憲兵、鎮圧部隊7万7000人に加え、民間警備員1万3000人、ボランティア1000人が警備に当たる見込みだと説明しました。また、1万人の兵士の一部をすでに各都市に駐在させているとしました。
ユーロ2016では250万人の観客が見込まれ、主要都市では大スクリーンによるパブリックビューイングも行われます。