(VOVWORLD) - ベトナム南部ドンナイ省で建設が進められている「ロンタイン国際空港」で、15日午後、開港に向けた試験飛行が行われます。
使用されるのは、ベトナム航空のボーイング787型機です。この機体は同社が運航する最大の旅客機で、最大340人が搭乗できます。
15日の試験飛行では、午後3時半にロンタイン空港へ着陸し、滑走路や誘導路などの安全性を確認します。機内には乗務員と技術スタッフのみが搭乗し、試験終了後はホーチミン市へ戻る予定です。
ベトナム政府は、15日の試験で安全基準を満たすことが確認できれば、今月19日から正式に旅客便の受け入れを始める方針です。初日にはベトナム航空のほか、ベトジェットエアとバンブーエアウェイズの便も就航する予定です。
ロンタイン国際空港は、ベトナム最大の国際空港として、2021年から建設が進められてきました。年間2500万人の旅客と120万トンの貨物を扱う能力があり、来年半ばには本格的な商業運航が始まる見通しです。