
国連専門家を乗せた車両 (写真:baomoi.com)
シリアの化学兵器廃棄に向け、OPCW=化学兵器禁止機関などの査察団は6日、化学兵器などの破壊作業を開始しました。
10月1日からシリア入りしている査察団は、6日、ダマスカス近郊の化学兵器の関連施設に入り、化学物質を装てんすることができるロケット弾などの破壊に着手しました。化学兵器の全廃に向けた破壊作業は、初めてのこととなります。
関係者によりますと、作業は、シリア政府と協力して行われ、化学兵器の生産機器の破壊も進めていくということです。
一方で、関連施設は、激しい内戦が続く地域や、反体制派が制圧した地域にも点在していて、イスラム原理主義組織が浸透している地域などで査察が実現するかが、今後の課題になるとみられます。