スペイン北西部の町サンティアゴ・デ・コンポステーラの近郊で、現地時間の24日午後9時前、首都マドリードから北西部のフェロルに向かっていた200人余りの乗客を乗せた、スペイン国鉄の高速鉄道が脱線しました。
事故現場(写真:VOV/AP)
事故現場はサンティアゴ・デ・コンポステーラの駅から4キロほど離れた地点で、複数の車両が線路のカーブに沿うように脱線し、一部の車両は横転して大きく壊れ、地元の州政府などによりますと少なくとも60人が死亡し100人以上がけがをしました。
警察や消防はいまも車内に乗客が取り残されているとみて、夜を徹して救出活動を続けています。
地元の新聞「エル・パイス」は、事故調査に当たっている関係者の話として現場は制限速度が時速80キロのカーブで列車がこれを大幅に上回る速度を出していたため事故につながった可能性があるという見方を伝えています。
ロイター通信は乗客の話として「多くの人が車両の下に取り残されていた。火も上がり慌てて逃げた」と伝えています。
スペインのラホイ首相は、緊急の閣僚会議を開き対応を協議するとともに25日午前、現場を訪れて事故の状況を確認することにしています。