24日午後、ハノイで、ベトナムのグエン・タン・ズン首相は在ベトナムWB世界銀行事務所のビクトリア・クワクワ所長と会見しました。会見で、ズン首相はクワクワ所長に対し、ベトナムのマクロ経済状況を紹介するとともに、国の持続的な発展の確保に向け、マクロ経済の安定化を目標としていると強調しました。これに従って、今年、インフレ率を8%に、歳出超過額をGDP国内総生産のおよそ4･8%に抑えるとしています。また、ズン首相は今後も、WBがベトナムに対し、政策のコンサルティング、銀行の不良債務の処理に関する経験の交換、外国投資分野での協力の強化、貧困解消や交通プロジェクトの実施の援助を継続するよう希望を表明しました。一方、クワクワ所長は「ベトナムの経済社会発展目標の実施を常に援助する」と確約しました。