写真：ＡＦＰ

27日、韓国の首都ソウルで開催されている２０１２年の核安全保障サミットで、ベトナムのグェンタンズン首相は演説を行ないました。

ズン首相は「ベトナムは第1回核安全保障サミット以来、自国の公約を履行するため、法的枠組づくりや、国際条約と関連の各活動への参加を積極的に行なってきた。ベトナムは、核テロ防止対策の活動に積極的に参加し、追加議定書を検討している。ベトナムはASEAN＝東南アジア諸国連合諸国とともに、平和・安定・核武器のないASEANの建設を引き続き促進している」と強調しました。また、ズン首相は国家エネルギー安全保障のニーズに応えるため、原子力発電プログラムの実施へ向けたベトナムの決意を改めて確認しました。

これに先立ち、ズン首相はフランス首相や、ドイツ外相、オランダ外相、ニュージーランド首相、パキスタン首相、イギリス副首相らと個別会見を行い、ベトナムとこれらの国との協力強化を目指す諸措置などについて討議しました。