反政府デモが続くタイでは、デモ隊の妨害で選挙区全体の2割近くが投票中止に追い込まれた議会選挙から一夜明けた3日も、デモ隊は大規模な抗議行動で対決姿勢を強めており、混乱の長期化が懸念されています。
タイでは2日、インラック首相が民意を問うとして実施した議会選挙の投票が行われましたが、首都バンコクや南部でデモ隊が投票用紙の配布施設を封鎖するなどの妨害に出て選挙区全体の2割近くで投票が中止に追い込まれました。
こうした選挙区では再選挙が必要で、選挙管理委員会は再選挙が終わるまでは開票結果を発表しない方針ですが、最大野党がボイコットしたため与党の勝利は確実視されています。
これに対してインラック首相の即時退陣と政治改革を求めるステープ元副首相率いるデモ隊は、今回の選挙を認めないとして投票から一夜明けた3日もバンコクの中心部を行進し大規模な抗議行動を続けています。