(VOVWORLD) - イギリスのダイアナ元皇太子妃が交通事故で亡くなってからちょうど25年となった8月31日、元妃が暮らしていたロンドンの邸宅や、事故現場となった仏パリの道路トンネル周辺では、多くの人々が献花などをして元妃を追悼しました。
パリで、ダイアナ元妃が死亡する交通事故が起きたトンネルの上にあるモニュメント「自由の炎」に置かれた元妃の写真や花=AP |
ダイアナ元妃は、チャールズ皇太子とのおとぎ話のような結婚で世界を魅了しましたが、2人は不倫スキャンダルの末に離婚しました。元妃は1997年8月31日、パリで交通事故のため死去しました。
ロンドンのケンジントン宮殿前や、事故現場となったパリのアルマ橋下を通るトンネルの上にあるダイアナ広場には、花束や国旗、写真などを手向ける人が続々と現れました。
元妃の実家スペンサー家の邸宅オールソープ・ハウスでは、兄のチャールズ・スペンサーが半旗を掲げました。元妃はこの邸宅の敷地内にある池の島に埋葬されています。
元妃の息子ウィリアム王子とヘンリー王子は本人たちの希望により、公式の追悼行事には参加せず、それぞれの家族と内輪で母をしのぶ予定です。(AFP通信)