チョン書記長の経験 ラオスの党と国家にとって貴重な教訓
(VOVWORLD) - グエン・フー・チョン党書記長の逝去を受け、ラオスのチュンマリー・サイニャソーン元人民革命党書記長兼国家主席は、20日午後、VOVのビエンチャン支局のインタビューに応えた際、「チョン党書記長は、ラオス国民の親しい友人である。チョン書記長の逝去はベトナムの党と国家、国民をはじめ、ラオス国民にとって大きな損失となる」と強調しました。
サイニャソーン元人民革命党書記長兼国家主席は、グエン・フー・チョン党書記長と協力してきた期間に深い印象を示すとともに、「自分はチョン書記長から複数の経験を学んで、それらの経験がラオスの党と国家にとって党建設と幹部育成に関する貴重な教訓となる」と強調しました。
(テープ)
「私たちは共に働いて、あらゆる課題について話し合いました。最も深く印象に残ったのは、政治的基盤づくりと新農村建設に関するスタンスです。これはベトナムの成功のカギであると思います。ベトナムの経験を学び、ラオスはベトナムと同様の政策を策定し、新農村建設を促進してきました。両党には類似点があり、ベトナムの教訓はラオスにも適用されることができます。それらは忘れられないものです」
サイニャソーン元人民革命党書記長兼国家主席によりますと、地域と世界情勢が複雑に推移している背景の中でも、グエン・フー・チョン書記長の指導の下、ベトナムは、一歩一歩困難を乗り越えて、あらゆる分野で急成長を遂げ、国民の生活水準の改善が図られてきたとしています。