チン首相、サムスンにベトナムを商品生産の重要な拠点とするよう

(VOVWORLD) -23日、ハノイ市タイホー区で、フアム・ミン・チン首相はサムスン電子ベトナムが建設したR&D=研究開発センターの落成式に出席しました。

ハノイのR&Dセンターは同社が2億2000万USD約240億円を投じ、総面積1万1千平方メートル敷地に建設するものです。同R&Dセンターはサムスングループにとって外国初のR&Dセンターで、規模は東南アジア最大級です。同センターでは数百人の技術者を新たに雇い、これまでの電話・パソコンなどの商品に加え、ハイテク分野の研究も強化します。

 チン首相、サムスンにベトナムを商品生産の重要な拠点とするよう - ảnh 1サムスンの研究開発センターの落成式(写真:VGP/Nhat Bac)

式典で、チン首相は「ベトナムに投資総額200億ドルを投じるサムスングループはベトナムに進出している外国の最も大きなの投資家です。サムスンによるベトナムでR&Dセンターの開設は同グループがベトナムで長期的に事業活動を行うことの証であると強調しました。また、チン首相はサムスンに対し、ベトナムでの投資活動を拡大し、ベトナムを商品の研究、開発、生産の重要な拠点とするよう提案しました。

 チン首相、サムスンにベトナムを商品生産の重要な拠点とするよう - ảnh 2チン首相はサムスングループのイ会長と会見(写真:VGP/Nhat Bac)

同日、チン首相はサムスングループの李在鎔(イ・ジェヨン)会長と会見を行いました。チン首相はベトナムの社会経済開発に対するサムスングループの大きな貢献に感謝の意を表明するとともに、今後も、ベトナムでの研究開発、人材育成、ベトナム企業との連携を強化するよう訴えました。

一方、イ会長はベトナムでの研究、開発を推進するかたわら、人材育成を強化し、ベトナムと協力して、現地調達率の向上に取り組むことを約束しました。

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