チン首相:「政府は企業と手を携え、国の発展を推進」

(VOVWORLD) - 3日午後、ハノイでファム・ミン・チン首相は国家重点プロジェクトを担う企業との政府常任委員会会議を主催しました。チン首相は会議で、ベトナムの主要インフラ開発の進捗状況と今後の展望について報告しました。
チン首相:「政府は企業と手を携え、国の発展を推進」 - ảnh 1会議の様子

航空分野では、ロンタイン国際空港プロジェクトが2025年に基本的な完成を予定しています。また、ホーチミン市のタンソンニャット空港の第3ターミナルは2025年4月30日までに、ハノイのノイバイ空港の第2ターミナル拡張も予定通りの完成を見込んでいます。

道路網については、高速道路が現在2000km以上完成し、1700kmが建設中です。さらに今後1400kmの新規着工が計画されています。

鉄道に関しては、政府が南北高速鉄道と、中国との接続路線の建設方針を関係当局に提出したことを明らかにしました。

港湾開発では、ハイフォン、ダナン、ビンディン、バリアブンタウ、ホーチミン市の各地で大規模プロジェクトが進行中です。

電力インフラでは、クアンチャック・フォーノイ間の500kV送電線第3回路が驚異的なスピードでわずか6ヶ月強で完成したことを特筆しました。

チン首相は、これらのプロジェクトがベトナム共産党第13回大会で決議された「3つの戦略的突破口」の一つである「インフラ整備」に沿ったものであると強調し、交通、エネルギー、気候変動対応、医療、文化、教育などの分野でのインフラ開発の重要性を訴えました。

さらに、企業に対しては、今後も努力を続け、外国パートナーとの協力を強化し、国家の大規模プロジェクトへの参画を期待すると述べました。

最後にチン首相は、「共に行動し、共に享受し、共に勝利し、共に発展する」という精神の下、政府が常に企業に寄り添い、その声に耳を傾け、困難を取り除く支援を行うことを約束しました。国家、企業、国民の利益のバランスを取りながら、リスクを共有し、国全体の発展を推進していく決意を表明しました。

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