チン首相、防空・空軍に「部隊近代化の先駆者たれ」と要求
(VOVWORLD) -10月21日午前、ハノイで、防空・空軍部隊の伝統の日62周年記念式典が行われ、ファム・ミン・チン首相が出席しました。
式典で発言にたったチン首相は、歴史における防空・空軍の幹部、兵士の代表的な戦勝は、ベトナムの知恵、防空・空軍部隊の独自的かつ創造的な戦闘術を示し、ベトナム人民軍の輝かしい伝統に貢献したと確認しました。
チン首相 |
また、今後も、防空・空軍部隊は、あらゆる状況下での任務に応えるため、革命的、正規、精鋭、現代的な軍種の建設に注力するよう求めました。
(テープ)
「情勢を確実に把握し、戦略的に主導権を握り、空中及びあらゆる戦線で受動的・不意打ちの状態におちいってはならないこと。防空・空軍部隊は、科学技術、デジタルトランスフォーメーション、部隊の近代化において、模範となり、先頭に立たなければなりません。また、油断、軽視、警戒心の欠如がないようそなえ、既存の成果、戦功に驕り、自己満足してはいけません」
さらに、チン首相は、防空・空軍部隊に対し、戦略的思考を絶えず刷新し、「早期かつ遠方から」祖国を確固として防衛するための即応能力を高め、情勢を把握し、軍事、国防、祖国防衛の戦闘任務について戦略的な提言を行うよう促しました。また、対空戦線での中核部隊としての役割を発揮し、いかなる侵略戦争に対しても常に戦い、勝利を収める準備を整えるよう求めました。そして、科学技術の発展と応用、デジタルトランスフォーメーションを推進し、戦闘能力と管理能力を向上させること、国防産業を強化し、画期的に発展させること、任務の要求に応え、国の経済状況に見合ったハイテクで現代的な兵器の研究、製造、装備、そしてその習熟に努めるよう要求しました。