(VOVWORLD) - 現地時間の24日午後、首都ブラジリアで、ブラジルを訪問中のファム・ミン・チン首相はブラジル共産党のルチアナ・サントス議長(党首)と会見しました。
ブラジル共産党の議長と会見 |
席上、チン首相は「国際連帯や多国間主義の強化、中でもブラジル共産党との協力の促進に取り組んでいる」と明らかにし、サントス氏に対しブラジル共産党の議長としてベトナムとの協力の強化を働きかけるよう希望を表明しました。
一方、サントス氏はホーチミン主席に対する敬意を表明するとともに、ベトナム共産党と国民の革命事業はブラジル共産党やラテンアメリカの平和愛好者に強いインスピレーションを与えてきたと強調しました。また、ベトナム共産党の指導の下、実施されている社会経済開発、国防・安全保障、国際統合で収められてきたベトナムの成果を高く評価しました。
両氏は両国の友好協力関係の強化措置や両党の協力関係の維持、発展について協議しました。同日午後、チン首相はブラジル・ベトナム友好協会のペドロ・デ・オリベラ議長と会合を行いました。席上、チン首相はこの34年間、両国の外交関係が絶えず発展し、その中にはブラジル・ベトナム友好協会の貢献があったと強調するとともに、両国の友好協会に対し、代表団の往来や草の根外交活動、文化交流、教育、観光などの分野における協力を促進するよう要請しました。