(VOVWORLD) - 17日、東京で、「日本・ASEAN友好協力50周年特別首脳会議」への出席を機に、ファム・ミン・チン首相は福田康夫元総理大臣と会見しました。
この席で、チン首相はベトナム・日本の友好協力関係に対する福田氏の大きな貢献を高く評価するとともに福田氏に対し、ベトナムと日本の包括的な戦略的パートナーシップの実質的かつ効果的な発展を支持するよう要請しました。また、チン首相は福田氏にベトナムへの再訪問を招待しました。
一方、福田元総理大臣はチン首相の、「日本・ASEAN友好協力50周年特別首脳会議」への出席と日本の実務訪問は日本とベトナム、およびASEANとの包括的な戦略的パートナーシップに新たな発展段階を切り開くであろうとの見解を述べるとともに、地域と国際的な場におけるベトナムの地位と役割を高く評価し、「日本政府は工業化近代化事業の実施でベトナムと協力する意向がある」と確認しました。また、日本はベトナムをはじめ、アジア諸国との人材開発分野での協力を対外政策の優先課題とみなしていると明らかにしました。
同日、チン首相は愛知県、栃木県、新潟県、神奈川県、山梨県の知事と会見しました。