第27回ASEAN・中国首脳会議で、チン首相は双方に対し、緊密で、包括的な連携を強化し、新たな成長原動力や「一帯一路」構想を活用して、市場開放や検問所のインフラ整備、スマート税関に関するソフト連携、デジタル経済、グリーン経済開発での協力などを促進するよう提案しました。

また、双方は政治的信頼を向上させ、地域の平和、安定、安全保障に積極的に貢献するとともに、対話を強化し、ベトナム東部海域（南シナ海）での紛争を平和的に解決し、国際法、1982年国連海洋法条約に合致するCOC＝海上行動規範の交渉の早期決着という希望を表明しました。

一方、第25回ASEAN・韓国首脳会議で、双方は関係樹立35周年にあたり、包括的な戦略的パートナーシップの確立に関する共同声明を発表しました。席上、チン首相は双方に対し、地域の平和、安定、安全保障、発展にさらなる貢献をし、経済、文化、教育、観光などの分野における協力を促進し、包摂的な成長を強化するよう要請しました。