(VOVWORLD) - ベトナムのファム・ミン・チン首相は22日午前、スイス・ダボスでOECD経済協力開発機構のマティアス・コーマン事務総長と会見しました。
写真撮影:Duong Giang
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チン首相は、ドイモイ刷新政策40年の成果を踏まえ、2025年を新時代の幕開けと位置づけ、2045年までの先進国入りを目指すと表明しました。OECDとの協力強化に向け、チン首相は、OECDに対し、ベトナムの競争力向上、政策助言、グローバルガバナンス基準達成、経済報告書作成などを支援するとともに、OECD早期加盟の検討やベトナム職員の事務局受け入れなどを要請しました。
一方、コーマン事務総長は、ベトナムの要請を前向きに受け止め、OECDの「国際投資および多国籍企業に関する宣言」への参加支援や、専門部門とベトナム各省庁の連携強化に同意しました。
この会談は第55回世界経済フォーラム年次総会の機会に実現したものです。