チン首相 SIA会長と会見

(VOVWORLD) -7日午後、政府本部で、ファム・ミン・チン首相は、ベトナムを訪問中のSIA=米国半導体工業会のジョン・ニューファー会長と会見しました。
チン首相 SIA会長と会見 - ảnh 1(写真:TTXVN)

席上、チン首相は、「半導体産業におけるベトナムとアメリカとの協力潜在力は非常に大きいであり、両国が半導体分野で協力を拡大することは、企業に多くのチャンスをもたらす」との確信を表明するとともに、「近年、ベトナムは、人材開発案の作成を促進しており、2030年までに半導体部門に従事する5万~10万人の人材を育成するという目標を掲げている」と明らかにしました。その他、ベトナムは、半導体部門へのアメリカの大手企業の誘致のために、あらゆる好ましい条件を提示する用意があるとしています。

また、チン首相は、SIAに対し、アメリカ政府がベトナムの市場経済体制を早期に認定し、技術移転に関する不要な規制を廃止するために働きかけるよう要請しました。さらに、「両側は技術移転や 研究開発、人材育成などの分野における協力を強化するほか、アメリカのグローバル半導体サプライチェーンに参入するベトナム企業を支援し、半導体分野の持続可能な発展のための政策やメカニズムを完備させる必要がある」と強調しました。

一方、ニューファー会長は、「ベトナムは、半導体分野でアメリカの企業にとって最も魅了的な投資先であり、この分野でアメリカの戦略的な人材供給源であもある」と強調するとともに、「アメリカは、互恵協力関係の促進を目指しベトナムと緊密に連携して、半導体分野で協力を拡大し、ベトナムの質の高い人材育成を支援する用意がある」と確認しました。

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