会議で発表しているチン首相

16日午前、ハノイでファム・ミン・チン首相が2024年度公共投資促進会議を主催しました。

冒頭の挨拶で、チン首相は公共投資の重要性を強調しました。公共投資は、経済、政治、社会、国防、安全保障の各面で重要な役割を果たす中核的な政策課題であると述べ、緊急性と戦略的意義を兼ね備えたものだと位置づけました。さらに、経済成長の促進、マクロ経済の安定化、国家経済の主要バランスの維持に貢献する重要な手段であると指摘しました。

チン首相は、公共投資が社会経済インフラの基盤形成に寄与し、発展の障害を取り除き、新たな成長の機会を生み出すと説明しました。また、地域間の連携強化や物流コストの削減にも貢献し、地方、地域、そして国全体の競争力向上にもつながると述べました。

政府と首相自身が、公共投資資金の迅速な執行と国家目標プログラムの実施に常に注意を払い、強力かつ詳細な指示を行っていることも強調されました。チン首相は、この会議が公共投資資金の執行における課題を議論し、明確化するために非常に重要であると述べ、各大臣、部門長、関係機関や地方の指導者に対し、公共投資資金の執行状況と今後の執行計画について具体的に報告するよう求めました。