今年はテト攻勢から45周年目に当たります。アメリカ軍との戦争中の1968年1月30日夜から展開された北ベトナム人民軍及び南ベトナム解放民族戦線による大攻勢が行われた「テトの攻勢」と呼ばれるこの大攻勢はベトナム戦争最大の転機とまりました。
その「テト攻勢」からの45周年にあたり、30日付のベトナム人民軍機関紙「クァンドイニャンザン」はその大攻勢の勝利を讃える社説を掲載し、「1968年の大攻勢は勝利を獲得し、ベトナム民族の輝かしい1ページとなった。戦争は過ぎ去ったが当時の大攻勢の勝利はベトナム人民の創造力と共産党戦士の頑強な資質を示すものである」と伝えしました。
また同社説は「1968年にベトナム人民軍は全国での4つの大都市、37の町、数百の省都にあるアメリカ応援によるカイライ政府の総司令部や放送局に攻撃を行った。これにより、アメリカ軍の軍事作戦が完全に破壊され、当時のアメリカ政府にも震動を与えたと明らかにしました。