トゥオン国家主席 「一帯一路」国際協力サミットフォーラムへ
(VOVWORLD) - 既にお伝えしましたように中国の習近平党総書記兼国家主席の招きに応え、 17日午前、ボー・バン・トゥオン国家主席率いるベトナム代表団は17日から20日にかけて、開催される第3回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムに出席するため、北京に向かいました。
ノウバイ空港でスアン国家副主席はトゥオン国家主席を歓送 写真撮影:Thong Nhat
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これはトゥオン国家主席の就任後、初の多国間外交活動であり、初の中国訪問でもあります。
この機、グエン・ミン・ブ外務次官は記者団のインタビューに応え、「トゥオン国家主席の中国訪問は二国間、および多国間の面で重要な意義がある」と強調しました。
多国間の面でトゥオン国家主席の訪問は多国間主義に対するベトナムの強い公約、および地域と世界経済連結・協力の強化への主体的な参加を示すものです。今回、トゥオン国家主席は140か国や国際組織の指導者、および代表とそれぞれの国、および世界経済の回復のモチベーションとなるグリーン転換、デジタル・トランスフォーメーション、イノベーション、中小企業、スタートアップの開発などについて協議します。
また、二国間の面でトゥオン国家主席の訪問はベトナム・中国の包括的な戦略的パートナーシップの樹立15周年にあたり、行われるハイレベル外交活動で、両国の指導者によって重視されています。今回、トゥオン主席は中国の主要指導者と会合や会見を行い、政治的信頼の向上や新たな協力チャンスづくり、貿易・投資協力の促進、「2つの回廊と一帯」、および「一帯一路」の枠内におけるインフラ連結などについて話し合う予定です。これは両国の各省庁、地方の協力の方向性を定め、両国の政治的信頼の向上、実質的な協力、不一致の解決に貢献するものとしています。